GRAは環境を守りながら、
どう農業や地域を発展させるか
について
取り組み続けています。

FORMAL KNOWLEDGE

農業を強い産業とする
ための形式知化

いくらイチゴ作りが個人で上手で技術があっても、それを伝えるための手段が無ければ、農業は持続可能な産業になり得ません。GRAでは、環境制御技術・高設養液栽培による栽培指標の定量化・標準化に加えて、写真やイラストを多く取り入れた教育コンテンツ・マニュアル、重要な作業を動画コンテンツに落とし込む等、暗黙知の多かった農業技術を展開可能な形式知に変えることに成功しました。これらの「GRA標準」を礎に、理論と実践の両輪で栽培技術の更なる飛躍を目指しています。

PEST PREVENTION

病害虫と
サステナビリティー

化学合成農薬のみに頼った栽培では、病害虫の抵抗性が発達しやすくなってしまう、つまり、農薬がだんだんと効かなくなってしまい、作物生産が持続可能ではなくなってしまいます。ミガキイチゴの栽培では、病害虫が発生しにくい環境を環境制御技術等で整える、害虫に対する天敵を予防的に導入する等、IPM(Integrated Pest Management 総合的病害虫管理)に力を入れることを標準としています。また、GRAでは積極的に新しい防除技術(CO2ガスによる殺虫、UV-B蛍光灯型電球による抵抗性誘導)を取り入れるなど、化学合成農薬のみに頼らないサステナブルな栽培体系を目指しています。

SUSTAINABLE PRODUCTION ACTIVITIES

GLOBAL.G.A.P認証を取得

GRAはGLOBALG.A.P.(以下、グローバルGAP)認証を取得しています。
GLOBALG.A.P.認証は、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する
優良企業に与えられる世界共通ブランドです。